日常生活での活用は

上図は、総務省統計局が区分している日本人の1日の行動分類です。

1次活動は、いわゆる生きる活動です。ブレイクスルー思考に結び付ければ、私たちにとって最も根源的な問いは『自分は何のために生きているのだろうか』ということでしょう。
生きる目的を考え、それを発見する・自覚することは自分が生きていく根拠になります。ブレイクスルー思考では、生きるということ自体も一つのシステムとして認識しますので、そこにはそのシステムの基本要素として目的が存在しなければなりません。その目的が危ぶまれると生きることの意味が見いだせず、生きていくことが困難になる場合さえもあります。生きることへの目的と目的展開を考えてみましょう。

同様に2次的な活動に分類されている仕事(ここでは有給・無給を問わず)つまり働くことの意義・目的も生きることとほぼ同様の重みがあります。誰もが社会の中で一定の役割を果たして生活している、要するに社会的分業の中で長く生活してきた私たちにとって働くこと(=社会的責任を果たすこと)は自分の存在(生きること)の根拠ともなる活動です。
 それでは働くことの目的は何でしょう?私たちは何のために働くのでしょう?難しい問いかけです。お金のため(収入を得るため)以外考えられない人もいます。本当にそれが真の目的ならばそれでいいのですが、その場合はブレイクスルー思考を使い、それでは『お金を得る』のは何のため?と何回か目的展開をしてみてください。人によって異なる展開になるでしょうが、目的の発見が自分が働く方向、すなわち働くことの自分にとってのあるべき姿が見えてくるはずです。
学業についても同様に、何のために学ぶのか?何のために学校へ通うのか?何のためにこの科目を学ぶのか?・・・これらを考えることは学ぶことへの方向を自覚。発見することに結びつきます。学ぶことへの動機づけにもなるでしょう。学習行動も自分の時間やエネルギーを投資する活動ですから無駄は省かなければなりません。目的を考えればゴールが明確化され、手段である学習活動をより適切に選択することができるので効果性は飛躍的に向上するでしょう。

3次的な活動は、通常思い浮かぶ日常生活のイメージかもしれません。ここにおいても目的を考えることを、すべての活動の前に行いましょう。
繰り返しますが、時間やエネルギー・コストを必要とする活動はすべて目的達成の手段としてとらえ、すべての行動の前に目的を考えれば、あなたのゴールは明確になり、そのゴールに対する異なる手段・やり方も発見できるようになります。

このようにブレイクスルー思考は、日常生活のあらゆる側面で活用することができます。
ブレイクスルー思考により、あなたの生活の質はより高いものとなっていくでしょう。