効果性を高めたい

『7つの習慣』が世に出て以来20年ぐらい経ち、今ではその中に使われた『効果性』という言葉も普通に使われるようになりました。
最初の出版の時に英語の Effectiveness という単語(Effective 効果的の名詞形)の適切な翻訳語が存在せず悩んだ、といいう話を聞いたことがあります。
7つの習慣では効果性は『長期的、継続的に期待通りの良い結果を出す状態』と定義されていますが、ブレイクスルー思考では効果性を『(行動の結果が)目的にかなったアウトプットになっているか』という意味で使われます。

あなたが自分の行動(仕事など)の効果性やパフォーマンスを高めたいなら、まず目的を明らかにしなければなりません。
仕事をするなどの行動はすべて手段だと自分に言い聞かせ、その行動をとる前に、『その行動で目指していること・達成しようとすること・成し遂げようとすることは何か?』を自問自答(賢問という)しましょう。
これはセルフコーチングやセルリーダーシップの発揮です。
そして、そのあとに図のように的の真ん中を射るような行動(手段)を選択しましょう。
①目的を定める②目的に合致した行動を選択する③実際に行動する・・・目的に合致したアウトプットを得る・・・これは7つの習慣でいうと前半の3つの習慣ですね。
蛇足ですが、7つの習慣を著したスティーブン・R・コビーは友好関係にあったナドラー・日比野がブレイクスルー思考を研究している時に、どんな研究をしているのかを熱心に聞きに来
ていたそうです。

 当たり前のように聞こえるかもしれませんが、いつもこのような思考を実践することはなかなか難しいようです。
日比野博士はこれを『思考生産性』と表現しています。行動の生産性を高める前に思考の生産性を高め、間違った行動・ずれた行動で無駄なエネルギーや時間・コストなどを
使わないように心がけましょう。
限られた時間・エネルギー・コストの中でいつもブレイクスルー思考を実践すればあなたの効果性は間違いなく上がるはずです。