目的ってどう考えるの

皆さんは、『それ一体何のためなの?』と問われたら、一瞬戸惑いがあるのではないでしょうか?また、会社などで上司に『それ、一体何のためにやるんですか?』などと面と向かって聞くことははばかられのではないですか?人が何か行動する時にはエネルギーや時間を投入する必要がありこれはお金を使うことと同じことになるが、不思議なことに私たちは明確に目的を考えずに時間を使い行動していることが多い。
一般に仕事は本来手段であって目的ではない。目的を理解していない仕事は単なる作業と化してしまう。そこには仕事を通して達成する目的や夢、またやりがいなどは感じられないだろう。


ブレイクスルー思考では、目的をその行動の意図として位置づけ、図のように『A を、B する』と表現し、Aには目的語たる名詞が入り、Bにはそれにある動作を働きかける意味で動詞を当てはめる。
このように最初は目的を表現する時はできるだけ他の修飾語を加えずに目的そのものを表現していく。
すなわち自分の行動の意図を明確化することから始める。目的がないまたは不明の仕事には取り組まないというのが原則のはずだが、企業内にはすでに目的が失われた仕事がごろごろしている。
図に記載したいくつかのことは、目的を考える上での留意点だ。


次にブレイクスルー思考の最大の特徴は、一度思いついた目的ですぐに行動をとるのではなく、その目的を達成するのは何ためかを考えていくことだ。
言って見れば『目的の目的を考える』ことになり、これを『目的展開』と呼んでいる。これを突き詰めていくと自分が考えもしなかった新たな、より大きな目的を発見することが多い。これは目的がそれを有すあるシステムの存在意義であり、システムは必ず重層的な構造になっているがゆえになせる業である。そこで新たに発見した目的で行動(仕事)をすることで新たな価値を創造したり、他社(者)に質的な差別化をはかることもできる。  これはブレイクスルー思考により、眼前にあるモノゴトからその目的へと視点を変えたことにより、現実の制約から解放され創造の世界へと導いてくれたと言えます。