実行にはシステムが必要

【生解フェーズ】
通常の思考では、思考の守備範囲はあくまで『考えること』に限定されています。
しかしブレイクスルー思考はあくまで実現・実行そして成果の創出をゴールとしておりますので未来を眺めただけでは終わりません。

実行(Execution)こそが最も重要であり、ブレイクスルー思考はここに向かって進んでいきます。
『システム観』を思い出してください。すべてのものをシステムと認識するなら解決策もシステムでなければなりません。
ですからブレイクスルー思考では、解決策としてのシステムを設計し構築するところまでを一連の流れとしてとらえています。
またこのシステムは静止画ではなく動画として、まさに今生きている解決策システムとして構築します。
そのためこの最終ステージは『生解(Living Solution)』と呼ばれています。

左側のホッパー図をご覧ください。
出力は実現されたあるべき姿であり、入力はその逆状態です。
入力を室力に変換するために必要な処理の流れがこのシステムの中心を占めます。
ここはまさにシステム設計(システムデザイン)と呼ばれるもので、ここではロジカルにもれなくダブりなくMECEに組み立てます。
このシステムの要素でその核となるのが目的(価値観含む)ですが、その他の要素として変換の媒体としての、人間・モノ・情報・・またこのシステムを取り巻く環境なども考えていきます。
目的・入力・出力・処理・人間・モノ・情報・環境の8つをシステムの8要素と呼びこれをシステムの基本モデル(システムモデル)とします。

しかもブレイクスルー思考では、更にそのシステムを様々な切り口で次元展開していきます(図の右側システムマトリクス)
周囲に存在する別のシステムには阻害システムもあれば相乗効果を生み出すようなものも存在しています。
また先ほど触れたようにこの生きものとしてのシステムは将来どこかで変化していかなければなりませんので、将来次元に『変化の種』を組み込んでいく必要があります。
そしてシステムの管理次元では実行の保証を組み込まなければなりません。
これらの様々な次元対応を見せてくれるのがシステムマトリクスという思考ツールで、これらを基本システムのサブシステムとして設計し組み込んでいきます。